1990年。昭和から平成へと、時代が大きく動き始めた転換期に、弊社の前身である有限会社伊藤設計事務所が誕生しました。会社勤めの身から一念発起して経営者となり、まさに裸一貫でのスタートでしたが、技術畑で経験を積んできたからこそ掲げられた経営方針があります。それは、技術力による企業成長と、ものづくりを通じての社会貢献です。その実現のために、設計開発のエキスパート集団であることを、つねに追求してきました。そして私達が取り組んだのが、ものづくりの上流に位置する大手メーカーへの技術支援です。エンジニア派遣や受託設計といったアウトソーシングの成長性にいち早く着目し、さまざまなメーカーを御支援してきました。
弊社の得意分野は、ハーネスのプロテクターやリレーボックス等、自動車部品の開発及び開発的要素の高い設備の設計です。打ち合わせから設計、納品まで、スピーディーに対応することができます。そして最大の強みは、新製品の開発に必要な新しい生産設備の設計を手がけられること。こうした新技術の開発に貢献できるノウハウで、これまでに多くの実績を積み重ね、大手自動車部品メーカーを始めとするお客様から厚い信頼をいただいてきました。今後もますます求められる設備の省スペース化、高品質化のニーズに応えるべく、設計技術の研鑚にたゆまぬ努力を続け、草案通りの設計ではなく、最適解の提案を心がけていきたいと考えています。